講師は林業の企業で木こりとして働いているアラキさんでもともと林業とは違う企業で働いていましたが、田舎のくらしに憧れて林業の世界に入ったそうです。
講義は森林の多面的機能をはじめ、事前に配布された木片を利用したワークショップを行いました。
森林の多面的機能とは、水源涵養機能や生物多様性保全の機能、災害防止機能など様々な機能のことで、この機能を保全することも林業の仕事の一つです。
現在、林業は赤字の産業で補助金が無ければ成り立ちません。その原因は主に木材価格の下落で下落した理由は外国産の木材輸入が進んだことです。
しかし、木材価格の下落は2002年を境に熱帯雨林の保全や近年は新型コロナウイルスによって郊外当に引っ越をする人が増加し、住宅用の木材需要が増加してウッドショックが起こり、価格は上昇しています。
ワークショップでは香木を香ったり、年輪の観察を行いました。
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